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​令和4年新春のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。令和4年皇紀2682年の幕開けです。

本来、1月22日に御案内をしておりました新春の集いで親しく御挨拶を致すところでしたが、新型コロナウイルスオミクロン株の感染が拡大しており、中止を余儀なく致しました。改めて皆様と集える事を心から願う次第です。

 

昨年を振り返りますと、長引きましたデフレから一変して、インフレが感じられ物価(製造原価)のみが上昇しておりますが、国民総生産であるGNP、消費者物価指数CPIは、一部は伸びていますがまだまだ伸び悩んでいる感もあります。地方に行けば行くほど、また私達の様な小規模事業者になればなるほど、仕入れ原価は上がるものの販売価格に転嫁できにくいことから利益の確保が厳しく、働く従業員の給料のベースアップも追いついていない感も有ります。その上2年以上コロナによる影響が続いており地域経済は非常に変化しております。

 

昨年6月就任直後より町内160社あまりの会員事業所に自ら訪問いたし会員様の話を聞いたりアンケート調査を行い、コロナの影響を受けず成長している会員事業所、それとは、真逆にコロナの影響を受け売上が激減した事業所、様々な状況にある事が事実です。業績の良い事業所の皆さまには更に良くなって頂き地域経済を牽引していただき、コロナでダメージを受けている事業所様には、速やかに回復して頂く事が重要だと考えます。そのために商工会が全力で経営改善に協力し町内から倒産を出さない!今年より来年!来年より再来年!家業が少しずつ強くなり良くなっていただける活動を行うことが商工会の一丁目一番地の役割だと覚悟して運営を心掛けます。

 

また、商工会の機能性を高め、大きな役割の一つである地域振興まちづくりに寄与するとあります。これらを果たすため新体制の元、筆頭副会長に一滴隆氏、副会長に和田伸一氏、14名の理事のまとめ役として筆頭理事に寺岡秀信氏に努めて頂いております。

さらに専門的協議を重ねるために二つの委員会を設置いたしました。先ず組織全体を運営する総務委員会に当商工会理事の三浦誠人氏に委員長に就任をして頂ており、就任直後、ふれあい商品券の取扱、販売などを行っていただきました。これは、福岡県より800万、小竹町より800万の補助を頂き20%の還元で総額8000万円を実施する事が出来、昨年11月中に好評完売いたしました。ご協力頂きました役場関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。また、冒頭話をしました会員様に合ったさまざまな補助金を活用した経営改善普及事業を考え会員事業所に合った経営強化を行います。また遅れがちのデジタル広報活動など総体的運営を行なって頂きます。

 

次に地域振興収益委員会、委員長に女性部部長・理事の一滴浩子氏に就任して頂き、今期の目玉事業「小竹の名物商品」を作り、小竹町を全国にPRし地域振興を目的として収益を上げていく事業です。

改めて皆様にはご案内いたしますので何卒こちらも力強い応援をお願いいたします。また次に2年余り中止を、よぎなくしました小竹恵比須座を考え直しウィズコロナ、アフターコロナに対応でき恒久的な祭りにしていく為、文化を守りつつ進化を考え、その為にどうすればより一層、町内外の皆さまに受け入れて頂き、ワクワク、ドキドキ楽しんでいただけるかを、考えて頂いておりますのでお楽しみにしておいて下さい。

 

以上のように昨年6月より新体制でコロナ禍の中、活動に制限があるなか少しずつでございますがウィズコロナ、アフターコロナを見据え商工会のロジックを第一に考え、運営を行なっております。皆様におかれましては物足りなさを感じられる事も有るかもしれませんが何卒ご理解をいただき引き続きご支持、ご支援を賜ります事をお願い致します。結びになりますが会員皆様がたのご健勝ご商売のご発展を衷心よりご祈念申し上げまして新年のご挨拶に代えさせていただきます。

 

 

                                   小竹町商工会                                                                会長 植村政人 

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